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大丈夫、愛だ

大丈夫、愛だ It’s Oaky,It’s Love 全16話 (2014年 SBS)

ヒーロは、完璧なルックスを持つ人気小説家ジョエル(チョ・インソン)、ヒロインは精神科医ヘス(コン・ヒョジン)、私の大好きな俳優さんでしたから、やっとWOWOWで視聴できて幸せでした.

心が風邪をひいたり、ガンになったりすることを考えたことがあるだろうか。身体の病気には周りの人の理解が得られるのに、心の病は周りに怪しまれたり、わがままと思われたり、寄り付きたくないと拒絶されたりする人が多い。その心の病を患っている二人の男女の人間性あふれるドラマです。

このジョエルの役、とても素敵でした。自然な感じの役柄がぴったりと合っていました。コン・ヒョジンさんとの相性が良かったせいでしょうか。『主君の太陽』でもソ・ジソブさんも今までとは違った役柄で素敵でした。コン・ヒョジンマジックでしょうか?

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お互いに心の病を抱えている二人ですが、ヘスの方の病は、母親との確執、育ちの環境の問題が影響している感情的な病のような気がします。
男性恐怖症に、不安神経症という心身の病気です。
ジョエルは、人気推理小説家ですが、その描く世界は猟奇殺人の世界です。彼の心の闇はなんか深そうで重そうな予感がする始まりです。
彼は、後で分かるのですが、統合失調症、ルーゲーリック病という精神疾患です。

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チョ・インソンさんの目の演技がすごくてうっとりします。目の動きでなんか心が伝わります。会話がなくても目と顔の表情で伝わってきます。あまり会話の多いドラマって好きではないんです。ラブストーリーは、言葉ではなく五感で感じられるストーリーでなければ、琴線には響きません。ラブは、シンプルだと思うのですよね。チョ・インソンさんの演技はそういう意味では大好きです。会話することでお互いが理解しあうドラマ設定は敬遠してしまいます。

この作品、ノ・ヒギョン作家なんです。古くは「嘘」「彼らが生きる世界」しか見ていません。「彼らが生きる世界」とても好きな作品でした。私には理解出来る男女の恋愛関係なんです。
ストイックな愛を求める作家という評判ですが、肌触りの良い五感に感じるドラマで、こういう世界が好きだということでしょう。もう一つは、このドラマって医療ドラマかなって感じもしますが、「人は愛を持ってどんな困難な状況でも克服しながら生きていこう」なんてメッセージ性の強いドラマだとも感じています。

ジョエルはヘスへの「愛」に気がついてからは、いつも「愛している」と軽く挨拶するように話します。精神科であり、愛について臆病なヘスは、その軽さに呆れて彼に対して警戒心を持ち続けます。でも感じるんですよ、なんかこのジョエルと始まりそうな予感が。

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心の病みを抱えている二人だから、お互いが気になり、ヘスのわがままな態度やジョエルの傲慢な愛の表現とちぐはぐな感じで付き合い始めます。
ヘスは、自己防衛本能で行動しています。多分、すでにジョエルへ気持ちが動いていくのが怖いからです。ジョエルは素直にヘスへの興味を感じているだけかもしれませんが。

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母の浮気、障害者の父、学費のために母の浮気相手に援助を求めたヘス、それがヘスの心の病の原因です。それを許せない自分に対しての心の病です。障害者の父がいるのに、浮気している母、その浮気相手に頼るヘスの家族という構図です。

ジョエルへの愛に気がついた気に、それは風化し始めます。風化し始めると今度は、ジョエルを拘束し始めます。男と女の違いを面白く描いていますし、コン・ヒョジンさんの眼差し、雰囲気での表現力に心が穏やかになります。

ジョエルの心の闇は、偏執的で病的なのは、彼の部屋の雰囲気でもわかります。彼も家族を守るために病を持ってしまったのです。ただ、ヘスは自分の病が何に起因しているかは、わかっているけれど、ジョエルは気がついていないのです。

後半は、ジョエルの心の闇の重さにヘスが気づき、ともに歩んでいこうとします。
ここからがシリアスで残酷で胸が痛くなる場面が続きます。

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このドラマは、心の病、家族の問題、愛について韓国ドラマによくある解決策で解決しない、そこが新鮮でした。

「彼らが生きる世界」もそうでしたが、人を愛することは、その人を受け入れることであり、そうすれば、また愛は自分に戻ってくるのだと感じるのです。

ジョエルが「おやすみ、チャン・ジョエル」と言った時に、ヘスは、彼が孤独の中から這い出してきたと感じました。
やっと、ベッドで休むことができるのです。心の重く深い闇のために、ベッドでは休めなかったジョエル。
キャプチャーしたい、保存しておきたい場面がありすぎるドラマです。

チョ・インソンさんの眼の雰囲気にメロメロです。コ・ヒョジンさんの何気ない雰囲気の演技で気持ちを揺さぶられました。

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チョ・インソンさんも彼女でなければ、ここまでの素敵なさもない演技ができなかったのでは。「その風〜」はなんかスチール写真見て遠慮しました。こんなチョ・インソンのドラマが好きです。

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OSTも素敵でした。CDも購入しました。素敵なドラマは、BGMの選曲も素晴らしいです。
挿入歌はその時のヒロインのモノローグにもなります。韓国ドラマの挿入歌は、とにかく丁寧に心に響くように、涙を誘うように作られていますね。
また、選曲された挿入歌もよくセレクトされています。

ユン・ミレさんの ”I Love You ”

DAVICHIの ”It’s alright, This is Love ”

Family of the yearというインディースバンドの ” Hero ” ジョエルの過去の記憶につながる部分には必ずこの曲が流れてました。胸が詰まります。

誰でも抱えていそうな心の闇を、病という名前で隔離して、遠ざけて解決するのではなく、風邪を治すように、ゆっくり身体をいたわって人生も前向きに愛を信じて生きていこうとするメッセージを強く感じました。

沖縄の万座毛の景色も素敵でした。

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最後に素敵なメッセージを〜    

こんにちは チョン・ジェヨルです

多くの方がご存知だと思いますが 私は統合失調症を患っています
医師は100人に1人かかる一般的な病気で 不治に病気でなく
完治が可能な病気だと言ってます
私はその言葉を信じて 最善をつくしたいと思っています

愛する人のために私ができることは
いかなる時も希望を絶対に捨てないと信じること

今日はおやすみの挨拶を皆さんでなく 私自信にしたいですね
私は今まで 他の人には安否を聞いても 自分にしたことがなかったんですよ

みなさんも今夜は他の人でなく 自分自身に
「あなたは本当に大丈夫か?」と安否を尋ねて
温かいおやすみの挨拶を…

今夜の夜も…
おやすみ チャン・ジェヨル

今独りだと 淋しい人たち
誰かがあなたのために 24時間祈っている人がいます

覚えておいてください
あなたは一瞬も一人だったことはありません

それでは今宵も…
お休み チャン・ジェヨル