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ただひとつだけの愛  エルさんのエンジェルがチャーミングでしたღ˘◡˘ற♡.。oO

ただひとつだけの愛 Angel’s Last Mission Love 全16話(2019年 KBC)☆☆☆

バレリーナと天使の恋というまたもやファンタジックな設定のドラマ。

人間ではないモノとのラブロマンス、人造人間、ロボット、宇宙人、トッケビetc…..

こういうジャンルのラブストーリーは現実的ではないので、刹那さを感じたらハマるドラマになるのでしょうが、バレリーナ役のシン・ヘソンさんのアクの強さばかりを感じてしまい、刹那さは感ぜず、それが残念でした。

でもエルさんキム・ミョンスさんには打って付けの役柄だったと思います。天使の様に透明感のある存在感、そして優しく人に愛を与える温かさと柔らかさをカラダ全体から発散させる演技がとってもチャーミングでした。「ミスハンムラビ法廷」での判事の役も素敵でしたけれど、印象は薄かった。常にじっと感情を抑える演技をしていたかもしれません。


演出:イ・ジョンソブ  製パン王キム・タック・ヒーラー・7日の王妃
脚本:チュ・ユンギュ  運勢ロマンス・ただひとつの愛

キャスト
シン・ヘソン=イ・ヨンソ
キム・ミョンス(エル)=ダン
イ・ドンゴン=チ・ガンウ
キム・ボミ=グム・ニナ
キル・ウネ=グム・ルナ

あらすじは……………

最高のバレリーナだったイ・ヨンソは、3年前、舞台で踊っている時に照明の落下事故で失明をしてしまう。彼女は、両親も交通事故で亡くしていました。孤独にバレエに打ち込んでいたヨンソ、バレエも奪われてしまい心を閉ざし、頑固な冷たい女性になってしまっていました。
そんなヨンソに神から「100日間の間にヨンソに恋をさせる」というミッションを受けて地上に舞い降りてきた天使のダン。
彼女の冷たい心を、溶かして人間らしさを取り戻させようとする奮闘する天使のダンでしたが、ヨンソの心は頑なすぎてなかなか溶けてはくれません。ヨンソは100日後には、愛を恋を感じる女性になれるのか?
天使ダンは、ミッションをクリアして天国へ戻れるのか?


韓国で初めてのバレエの世界観を題材にしたドラマという事ですが、それも「ジゼル」の話がベースになっている様ですね。
クラシックなバレエの世界を描くことって、とっても大変だと思います。女優さんの世界と違いますからね。歌舞伎界を題材にしてドラマを作る様なものでしょう。「ジゼル」の悲劇的な恋の主人公を演ずるには、やはりバレエではなくてシン・ヘソンさんの素晴らしい表情の演技力でした。

エルさん演ずる天使ダンの天真爛漫で、愛に溢れたキュートなハートをもつ男、一方、シン・ヘソン演ずるヨンソは、氷の様な女性、その対比がこのドラマの魅力なんでしょうけれども、エルさんのキラキラした明るいパワーの方が、このドラマを盛り上げたように感じました。

シン・ヘソンさんは、このドラマのためにきっとバレエの練習をされたことはこの力演でよくわかります。でも肩の力というか体全体に力みが感じられて見ていて疲れました。15話・16話では、「ジゼル」の舞台でのパフォーマンスが描かれていますが、このシーンのためにどれだけ練習したのだろう…..という感想になってしまいました。バレエ本来の躍動感、伸びやかな動きは全然感じませんでした。

イ・ドンゴンさん演ずるバレエ監督チ・ガンウ、彼の正体、なんかもしかしてと思いながら見ていて、やっぱり感のある感じでした。ひねくれ者だけれども、それには深ーい事情があるという役柄が多いですね。今回もそうですから。
ヨンソを愛している、守ると言っていますが、結局は自分のものにしたいエゴの塊。でもこういう役やっても憎めません。この頃はお子様も生まれてなんか落ち着いた男の色気がムンムン感じるのですが。

このドラマでも渋くて過去を感じる男、過去に振り回されて前に進めない、ダンとは正反対の男をかっこよく演じてくれました。
この正反対な男と、氷の様に冷たい女という設定の方がスッキリしますね。バレエの要素は重すぎた感じがします。

ダンとヨンソは子供時代に出会っていた。というシーン、またか….

先輩天使役のキム・イングォンさん、瞬間移動したり、常にダンを見守る優しい天使でしたが、なんか天使という雰囲気はゼロでしたが。

ヨンソを陥れたヨンジャの娘ルナ、妹ニナをトップバレリーナにするのが夢で、その障害になるのがヨンソだから邪魔だった。ヨンソの両親もチョ秘書もヨンソの失明の事故も全て彼女の計画だったとは….自ら手を下さなくても殺人の首謀者。
どうしてそんなに、ヨンソが邪魔だったのか結局よくわかりませんでした。欲望の強い、身の程知らずのモンスターだったのでしょうね。

2019年の年末にかけて心ときめくドラマには出会えません。

このドラマの一番記憶に残るシーンは、ベンチに座っているシーンでした。